【11月14日 CGTN Japanese】中国新疆出身のウイグル族美人女優、迪麗熱巴(ディリラバ・ディルムラット、1992年新疆ウイグル自治区ウルムチ市生まれ、上海戯劇学院卒、2015年に恋愛ドラマ「ダイヤモンドの恋人(克拉恋人)」で人気女優に)は、中国で最も美しい女性スターの一人で、レッドカーペットでのスタイルが注目されています。このほど行われたELLE主催のイベントでディリラバは華やかな黄色の刺しゅうドレスでレッドカーペットに登場しましたが、この衣装は広く議論を呼んでいます。

 伝統的な中国の龍袍(りゅうほう、龍の文様の黄色の外衣、古代中国で皇帝の衣装)をモチーフに作り上げたドレスは、立体的な顔立ちのディリラバにあまり似合わないとの声が上がりました。華やかなドレスは、ディリラバの美貌にとって加点にはならず、減点させたとの受け止めもあります。ネット上の書き込みは意見が大きく異なり、二極化しています。黄色のドレスはディリラバの美貌をより一層際立たせているというのもあれば、黄色のせいで肌の色が暗く見えるとしてスタイリストを解任しろという声もあります。

 ネット上の議論に対してディリラバのスタイリストの劉璐さんは、「皆さんが私のSNSアカウントにコメントを書き込んで不満を漏らすのはよく理解できる。私は普段ほとんど返事をしない。誤解を招きやすいから。客観的に言えば、誰もが自分の美意識を形成する過程で知識と経験の積み重ねが必要で、美に対する判断も異なると思う。ディリラバさんの今日のスタイルは私がとても好きだ」とコメントしました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News