【11月9日 AFP】米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)は8日、ロン・ワシントン(Ron Washington)を新監督に招聘(しょうへい)すると発表した。

 テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)を2度ワールドシリーズに導いた経験を持つワシントン氏は、2025年までの2年契約を結び、フィル・ネビン(Phil Nevin)前監督の後任に就く。ネビン監督の下でエンゼルスは今季73勝89敗に終わり、9季連続でプレーオフ進出を逃している。

 ワシントン氏は2007年から8年間レンジャーズを率い、10年と11年にはワールドシリーズに進出したものの、それぞれサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)に敗れた。14年まで指揮を執ったレンジャーズでの監督成績は664勝611敗となっている。

 2017年からはアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)の三塁コーチを務め、21年にはワールドシリーズ制覇を味わっており、今季終了まで同職を務めた。

 エンゼルスのペリー・ミナシアン(Perry Minasian)ゼネラルマネジャー(GM)は、2017年から20年までブレーブスでGM補佐を務めており、ワシントン新監督と再タッグ組むことになる。(c)AFP