【10月3日 AFP】米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)は2日、フィル・ネビン(Phil Nevin)監督が来季の指揮を執らず、退任すると発表した。

 ネビン監督は昨年6月、ジョー・マッドン(Joe Maddon)前監督の解任を受けて監督代行となり、その指揮下でチームは46勝60敗を記録。シーズンを通じての戦績は73勝89敗だった。1年契約を結んで迎えた今季もエンゼルスは73勝89敗に終わり、9季連続でプレーオフ進出を逃した。

 2021年ア・リーグ最優秀選手(MVP)の大谷翔平(Shohei Ohtani)やマイク・トラウト(Mike Trout)を擁するエンゼルスは、2014年以来のポストシーズン進出に向けて開幕は好スタートを切ったが、その後失速した。

 エンゼルスは2010年以降ではわずか一度のプレーオフ進出にとどまっており、ワールドシリーズは優勝した2002年以降出場がない。(c)AFP