【9月28日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)のダミアン・リラード(Damian Lillard)が、大型トレードでミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)への移籍が決まった。リラードは新天地で2度の最優秀選手(MVP)受賞を誇るヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)とタッグを組むことになる。

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 米スポーツ専門チャンネルESPNなど複数のメディアが27日に報じ、リラード本人もX(旧ツイッター)で認めた。

 ESPNやウェブサイトのジ・アスレチックによれば、フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)を含む3チームが絡んだトレードとなる。

 トレイルブレイザーズはバックスからジュルー・ホリデー(Jrue Holiday)と複数のトレード指名権、さらにサンズからディアンドレ・エイトン(Deandre Ayton)ら2選手を獲得。サンズはバックスからグレイソン・アレン(Grayson Allen)、トレイルブレイザーズからユスフ・ヌルキッチ(Jusuf Nurkic)、ナシール・リトル(Nassir Little)、キーオン・ジョンソン(Keon Johnson)の3選手を手にする。

 リラードはトレイルブレイザーズ一筋11年のスター選手で、2013年には新人王に輝き、オールスターには7度出場している。昨季は58試合に出場して自己最高の1試合平均32.2得点、自己最高タイのフィールドゴール(FG)46.3パーセント成功をマークしたが、チームは33勝49敗で2シーズン連続でプレーオフ進出を逃し、オフにトレードを要求していた。(c)AFP