【9月12日 AFP】チェコの石油パイプライン運営会社メロ(Mero)が11日に明らかにしたところによると、今年上半期の同国の原油輸入に占めるロシア産の割合は約65%と、前年の56%から拡大した。

 同社の報道担当者はAFPに、「上半期はドルジバ(Druzhba)パイプライン経由のロシア産原油の割合が約65%、IKLパイプライン経由での他の国からの輸入が35%だった」と述べた。前年はそれぞれ56%、44%だったという。

 産業・貿易省の統計によると、今年に入ってからのドルジバ・パイプライン経由での原油輸入の割合は少なくとも2016年以来で最も高い水準となっている。

 欧州連合(EU)は2022年5月、ロシアからの石油輸入を対象に禁輸措置を導入したが、ドルジバ・パイプライン経由の原油輸入については除外された。

 チェコの独立系エネルギー供給業者協会のイジー・ガボール会長は、チェコ国内で製油所を操業しているポーランドの石油大手PKNオーレン(PKN Orlen)にとって、ドルジバ・パイプライン経由の輸入が合法的なものであり、しかも相対的に安価なため、輸入を続けているとの見方を示した。(c)AFP