【8月14日 AFP】北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は14日、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記が、11~12日に重要軍需工場を視察し、ミサイル生産の「増強」を指示したと伝えた。戦術ミサイルや多連装ロケット砲の砲弾、装甲戦闘車などの生産工場を視察した。

 KCNAによると金氏は、「ミサイル生産能力の飛躍的な向上という重大な目標」を掲げ、戦争に備えるための準備を「加速」させる工場の役割を強調した。

 金氏はまた、砲弾の生産増強を確実にしなければならないとも述べた。視察中、装甲戦闘車に自ら乗り込む一幕もあった。

 視察は、21~31日まで行われる米韓合同軍事演習に先立ち行われた。(c)AFP