【8月12日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2023)に出場するギリシャ代表は11日、スター選手のヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)が欠場を表明し、大会に向けて大打撃に見舞われた。

 米プロバスケットボール(NBA)のミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)に所属するアデトクンポは、7月上旬に左膝の手術を受け、ギリシャ代表チームの練習に参加していなかった。ソーシャルメディアへの投稿では「ここ数か月にわたって医療スタッフと作業や相談を重ねてきたが、ワールドカップで必要とされるレベルで戦う準備が整っていないことが明確になった」と説明した。

「こういう結果になって、本当にがっかりしている」ともつづったアデトクンポは、ギリシャ代表チームへの関与を改めて強調し、来年のパリ五輪に向けて意欲を示した。

「代表チームへの自分の情熱や愛情が決して変わらないことは誰もが知っている」

「自分個人の、そしてチーム全体の最終目標は、2024年パリ五輪の出場権獲得であり、来年母国を代表できれば名誉なことだ」

 ワールドカップは8月25日から9月10日にかけて、日本、フィリピン、インドネシアの共催で行われる。

 ディミトリス・イトゥディス(Dimitris Itoudis)ヘッドコーチ(HC)が率いるギリシャは、米国、ニュージーランド、ヨルダンと同じグループCに入っており、ヨルダンとの初戦で大会の幕を開ける。(c)AFP