【8月4日 AFP】メキシコ西部ナヤリ(Nayarit)州で3日、バスが谷に転落し、子ども3人を含む少なくとも18人が死亡、23人が負傷した。

 州治安・市民保護当局によると、バスは首都メキシコ市から米国境の北西部ティフアナ(Tijuana)へ向かっていたが、州都テピク(Tepic)近郊でコントロールを失い転落した。運転手は速度違反の疑いで拘束された。

 乗客約40人の大半はインド、ドミニカ共和国、あるいはアフリカ出身の外国人で、一部はティフアナ経由で米国行きを目指す移民だった。

 メキシコではこうした交通事故が、危険な陸路で米国を目指す移民の主な死因となっている。(c)AFP