【7月1日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は6月30日、上海協力機構(SCO)について、「7月4日の首脳会議で、イランが正式に加盟する」と明らかにした。モスクワのSCO関連施設の開所式で述べた。

 イラン外務省も、同首脳会議でSCOの張明(Zhang Ming)事務局長から正式発表があるとしている。

 イランは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成される新興5か国(BRICS)への早期加盟も希望している。

 SCOは、中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、インド、パキスタンの8か国で構成され、事務局は中国・北京にある。

 ロシアの同盟国ベラルーシもSCOへの加盟を申請しており、ラブロフ氏によると、同じく4日の首脳会議で加盟に向けた「手続きを開始」する。(c)AFP