【6月30日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は30日、民間軍事会社ワグネル(Wagner)の武装反乱を経て、自国は「より強くなる」と強調した。

 ラブロフ氏は定例会見で「ロシアは常にすべての問題を克服し、その結果、ますます強くなってきた。今回も同じだろう。その過程はすでに始まっている」と述べた。

 ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は先週、軍指導部の打倒を宣言し、モスクワに進軍したが、間もなく撤退した。

 ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)政権にとって過去数十年で最大の政治危機となり、鎮静後、大統領府はワグネルの解体を進めている。(c)AFP