【6月27日 AFP】ロシア国防省は27日、反乱を起こした民間軍事会社ワグネル(Wagner)の重装備を接収し、正規軍へ移転する準備を進めていると明らかにした。

 同省は「民間軍事会社ワグネルの重装備を、ロシア軍部隊に移転する準備が進められている」との声明を出した。

 一方、ロシア連邦保安局(FSB)は同日、ワグネル戦闘員らに対する刑事捜査を中止したと発表した。

 ロシアの通信各社が報じたFSBの声明によると、反乱の参加者が「犯罪につながる行為を停止した」ことが確認されたとして、「ワグネルによる武装反乱をめぐる刑事捜査を打ち切った」という。(c)AFP