【6月20日 AFP】ブラジル南部パラナ(Parana)州ロンドリーナ(Londrina)の小・中等学校で19日、元在校生の男が発砲し、16歳の女子生徒1人が死亡、同年齢の男子生徒1人が重傷を負った。男は逮捕された。当局が明らかにした。

 州当局によると、男は成績証明書が必要だと言って来校したが、校内に入ると、銃を取り出して発砲し始めた。

 地元メディアによると、男は21歳。

 ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)大統領はツイッター(Twitter)で、「悲しみと憤り」を表明。「憎しみと暴力によって、またしても若い命が奪われた。学校でも社会でも、こうした事態はもはや容認できない」と述べた。

 ブラジルで学校襲撃事件はめったに起きなかったが、最近になって増加している。(c)AFP