香港でスタートアップ企業が飛躍的に増加 6年で3倍超に
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【4月26日 Xinhua News】中国香港特別行政区政府創新・科技(イノベーション・テクノロジー)局の鍾偉強(デビッド・チョン)副局長は20日、香港でスタートアップ企業が飛躍的に増えていると述べた。2020年は3360社に上り、調査を開始した14年の約1070社から3倍超に拡大した。
特区政府は1999年に先進的な技術開発を手掛ける企業のスタートアップ支援を目的とする「イノベーション・テクノロジーファンド」を創設。民間からの出資も募る官民ファンドで、民間からの出資額は40億香港ドル(1香港ドル=約14円)に上っている。鍾氏は同日、立法会(議会)工商事務委員会に出席し、同ファンドが創設から20年余りの間、研究開発人材やスタートアップ企業を数多く育成し、香港のイノベーションの発展に大きく貢献してきたと紹介した。
鍾氏によると、香港では研究開発投資が増加の一途をたどっており、14年の167億香港ドルから19年には263億香港ドルと1・6倍に拡大。評価額10億ドル(1ドル=約108円)以上の未上場企業、ユニコーン企業も8社を数える。(c)Xinhua News/AFPBB News