【2月18日 AFP】サッカー元スペイン代表で、ポルトガル1部リーグのFCポルト(FC Porto)に所属するGKイケル・カシージャス(Iker Casillas)は17日、スペインサッカー連盟(RFEF)の会長選に立候補すると発表した。

 会長選の時期は未定だが、38歳のカシージャスはポルトに自身の決断を伝えたと話しており、現役を引退する見通しとなっている。

 世代を代表するGKの一人として知られるカシージャスは、発表文の中で「RFEFの会長選が公示されたら立候補する」と記した。

「みんなで一丸となって連盟をサッカー界で最高のものにする」「FCポルトの会長に伝えた。彼には感謝してもしきれない」

 167試合に出場したスペイン代表で欧州選手権(UEFA Euro)とW杯(World Cup)を制したカシージャスは、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)で700試合以上プレーし、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を3度制覇。2015年からはポルトに所属しているが、昨年4月の練習中に急性心筋梗塞で倒れてからは一度もプレーしていない。

 カシージャスは数か月にわたって会長選への出馬がうわさされており、選挙ではルイス・ルビアレス(Luis Rubiales)現会長の対抗馬になるとみられている。(c)AFP