発展途上国は先進国に比べて今でも十分な食料が得られない。私たちと同様に当たり前に学校に通い、当たり前にご飯を食べ、食料についての問題を考えることなく生活出来ることを誰もが望んでいるだろう。彼達は1日を生きるために子供にも関わらず、労働することを強制されている。飢えを凌ぐ為にまだ義務教育を受けるはずだった子供が労働をしなければならない。なんの為に彼達は生まれてきたのだろうか。言われるがままに道に沿って生きていく人生の苦痛さを彼達は知らないだろう。教育を受けられれば視野だけでなく生活も一変するだろう。将来私は人を助けられる人になりたいと改めて思った。生きることの意味を堂々と感じられる社会を作ることが最大の課題である。

[日本大学東北高等学校 渡邊 寧々]