【7月27日 AFP】インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)は26日、米ニュージャージー州のメットライフ・スタジアム(MetLife Stadium)で行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)の4得点などで同都市のライバル、レアル・マドリード(Real Madrid)に7-3で大勝した。

 コスタは、前半だけでハットトリックを達成してさらに後半にもう1ゴールを決めた後、レアルのダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)のトマ・レマル(Thomas Lemar)への遅れたタックルに激怒して退場。カルバハルもレッドカードを受けて両チームが10人になり、試合は険悪な展開となった。

 アトレティコではベンフィカ(Benfica)から1億2600万ユーロ(約152億円)の移籍金で加入したジョアン・フェリックス(Joao Felix)が新クラブでの初ゴールを決め、さらに2ゴールをお膳立てした。

 コスタが1分にフェリックスのパスから先制点を挙げてこの試合の方向性を決めると、アトレティコは8分にフェリックスが追加点。19分にはアンヘル・コレア(Angel Correa)が3点目を決め、28分と前半終了間際のコスタのゴールで前半を5-0で折り返した。

 さらに51分には再びフェリックスからのパスを受けたコスタがループシュートを決めて6点差とアトレティコがリードを広げたが、レアルは59分にエデン・アザール(Eden Hazard)のクロスからナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho')が1点を返した。

 その直後、カルバハルのレマルに対するファウルにより、カルバハルとコスタがともに退場処分を受けた。

 それでも止まらないアトレティコは70分、ビトロ(Victor Machin Perez "Vitolo")が見事な単独突破から相手DFを切り裂きチーム7点目を奪取。その後レアルはカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のPKとハビ・エルナンデス(Javi Hernandez)が1点ずつを返すにとどまった。(c)AFP