カメラに向かって無邪気な笑顔を見せる子どもたち。これは性差別や階級差別が残り、日々紛争の危機に脅かされているパキスタンで撮られた写真である。なぜこの子どもたちは死の危険がすぐ近くにあるにもかかわらず、こんな笑顔を見せられるのか。きっと、いつ攻撃されるかわからない状況で過ごしていても、笑える瞬間があるのだろう。私はこの笑顔を消したくない。だから、人々から笑顔を奪うような紛争やテロはなくさなければならない。そのために、私たちはどうすれば紛争がなくなり笑える出来事が増えるのかを真摯に考える必要がある。世界中の人々が笑顔になったとき、世界は平和になったと言えるのではないだろうか。


[日本大学東北高等学校 普通科2年 H.Y]