【4月4日 AFP】18-19イタリア・セリエAは3日、第30節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)が降格危機にあるエンポリ(Empoli)に1-2で敗れ、首位ユベントス(Juventus)がリーグ8連覇にまた一歩近づいた。

 ユベントスは2日の試合でカリアリ(Cagliari Calcio)を下しており、これで2位ナポリとの勝ち点差は18となった。今週末のACミラン(AC Milan)戦に勝利し、同節でナポリが敗れればポイント差が21まで広がり、優勝が決定する。

 ナポリを率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は試合後、「負けて妥当な内容だった」と認め、「気持ちを切り替えて次の試合に集中しないといけない」とコメントした。

 ナポリにとっては今季のリーグ戦で5敗目。次週には、アーセナル(Arsenal)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)準々決勝が控えている。

 同日に行われた試合では、インテル(Inter Milan)がジェノア(Genoa CFC)に4-0で大勝し、連敗をストップ。契約をめぐるチームとの衝突で約2か月にわたり出場から遠ざかっていたマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)が復帰し、チーム2点目となるPKを決めた。

 また、クラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督が率いるASローマ(AS Roma)はホームでフィオレンティーナ(Fiorentina)と2-2の引き分けに持ち込み、リーグ戦3連敗を免れた。(c)AFP/Emmeline MOORE