ワールドラグビー、物議醸す新設大会の詳細発表 22年から開催予定
発信地:ロンドン/英国
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■2カンファレンス制
新大会は欧州とそれ以外の国による2つのカンファレンスで形成され、どちらのカンファレンスも2部が6チーム、3部が16チームで構成される。
1部のチームは同じディビジョンの5チームに加え、別カンファレンスの6チームとも対戦するため、原則的に年間11試合を戦う。
第1回大会の欧州カンファレンスはシックスネーションズに参戦するチームで構成され、5節を終えた時点でシックスネーションズのトロフィーが授与される。勝ち点はその後、リーグ・オブ・ネーションズの残り試合に引き継がれる。
欧州以外の国のカンファレンスは、ザ・ラグビーチャンピオンシップに参戦するアルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、そして世界ランキングの上位2チームで構成される。現在のランキングでは日本とフィジーが該当する。
それぞれのカンファレンスの上位2チームは、11月に別のカンファレンスのチームと準決勝を戦い、その後決勝が行われる。
大会はW杯の年には開催されない。また、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)のツアーが行われる年は規模が縮小される。
2部は1部と同じフォーマットで行われ、各カンファレンスの勝者は1部最下位との昇格・降格プレーオフに臨むことになる。なお、2部と3部の間でも入れ替えがある。
またワールドラグビーは、2027年までにW杯の参加国を現行の20から24に拡大する案を発表している。(c)AFP/John WEAVER