【3月3日 AFP】女子サッカー、シービリーブス・カップ(2019 SheBelieves Cup)は2日、第2戦が行われ、日本は残り10分間で2得点を挙げてブラジルを3-1で下した。イングランドは世界女王の米国と2-2で引き分けている。

 44分に籾木結花(Yuka Momiki)の2試合連続弾となるループシュートで先制した日本は、57分にデビーニャ(Debinha)に同点とされたが、81分に小林里歌子(Rikako Kobayashi)のヘディングで勝ち越すと、85分には長谷川唯(Yui Hasegawa)のゴールで突き放した。

 米国はミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)のゴールで先制したが、イングランドは同国ウィメンズ・スーパーリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)に所属するステフ・ヒュートン(Steph Houghton)とニキータ・パリス(Nikita Parris)の得点で逆転に成功。しかし米国は67分にゴール前の混戦から最後はトビン・ヒース(Tobin Heath)が押し込んで意地を見せた。

 4チームが参加する今大会は、5日に最終第3戦が行われる。得失点差で首位に立つ日本は、勝ち点で並ぶイングランドと対戦する。米国はブラジルに勝ち、日本対イングランドが引き分けだった場合は優勝の可能性が残る。(c)AFP