【3月1日 AFP】インドとパキスタンの対立激化を受けて、両国が領有権を争っているカシミール(Kashmir)地方から避難してきた人たちを、パキスタンの大学が避難先として受け入れ始めた。避難者には女性や子どもの姿が多く見られ、大学敷地内に設置された避難場所に身を寄せている。

 当局者らによると、パキスタン側のコトリ(Kotli)とジェラム渓谷(Jhelum Valley)の両地区にある実効支配線近くでは、少なくとも2000人が自宅から避難し、すべての公立学校が閉鎖されたという。他の地区でも多数が避難している。

 映像は、パキスタン側のハティアンバラ(Hattian Bala)で2月28日撮影。(c)AFP