【2月28日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のギャレス・ベイル(Gareth Bale)がアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦で挑発的なゴールパフォーマンスを行ったとされる問題で、スペインサッカー連盟(RFEF)は27日、同選手に対する処分を見送った。

 これによりベイルは、同日に行われたスペイン国王杯(Copa del Rey 2018-19)準決勝に加え、来月2日に行われる同1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)戦に出場することが可能となった。

 ベイルは3-1で勝利した今月のマドリードダービーでゴールを決めると、腕と腕を打ちつけるというスペインでは侮辱的と考えられているジェスチャーをアトレティコのファンに向けて行った。

 同リーグは「節度がないともとらえられるジェスチャー」と記したベイルの行為を問題視していたが、RFEFは発表の中で「競技規則の違反や、警告および懲戒処分に値する行為が見つかることは」なかったと発表した。

 ベイルは、最大で12試合の出場停止処分を受ける可能性があった。(c)AFP/Thomas ALLNUTT