【2月15日 東方新報】中国で春節(旧正月、Lunar New Year)前日の大みそかから6日間で、微信(ウィーチャット、WeChat)の紅包(Hongbao、お年玉)機能を利用した回数が、のべ8億2300万回に上ったことがわかった。前年同期と比べ、利用者数は7.12%、紅包の配信量も64.2%それぞれ増加した。騰訊(テンセント、Tencent)のウィーチャット運営チームが10日に発表した「2019年春節データ報告」で明らかにした。

 ウィーチャットの「紅包」機能は、正月のお年玉など祝い事に際しておこづかいや祝い金をチャット上から相手に送金することができる機能だ。

 利用者の多くは、現在のモバイルインターネットを世界的にもけん引する90年代生まれの人たちで、省別で最もやりとりが多かったのは広東(Guangdong)、山東省(Shangdong)、江蘇(Jiangsu)省など。都市別では北京、広州(Guangzhou)、重慶(Chongqing)市などが続き、北京市は紅包をあげる側、もらう側としても、最もやりとりが多い都市となった。(c)東方新報/AFPBB News