【8月30日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が先週末、自身のパスポートが「盗難」されたと報告されていたため、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)に向けて出国できなかったことが明らかになった。

 マラドーナ氏の弁護士は、「非常にまれな出来事でした。空港の担当者はディエゴが自分のパスポートを手に持っているにもかかわらず、彼のパスポートは盗まれたと報告を受けていると言ったのです!」と話した。

 今回の状況を招いた理由として虚偽の報告があったに違いないという同弁護士は、「ディエゴは今回のトラブルにとても驚いています。奇妙なことに、彼が政府を批判した直後でもありましたので」と語った。

 現役時代はイタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)などで活躍したマラドーナ氏は先月、アルゼンチンは新政権が指導して以来衰退していると語り批判していた。(c)AFP