【9月4日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は3日、女子シングルス2回戦が行われ、4年前にニューヨーク(New York)でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に土をつけた最後の選手となっている大会第22シードのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)と、準優勝2回で第20シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が、3回戦に駒を進めた。

 ロシアのエフゲニア・ロディナ(Evgeniya Rodina)と対戦した31歳のストーサーは、ダブルフォールトを一度も犯さずに8本のサービスエースを決め、29本のウイナーをたたき込むと、6-1、6-1で快勝を収めた。次戦では、第16シードのサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)と対戦する。

 勝利を飾ったストーサーだが、選手の移動手段と練習コートの手配状況について、大会の主催者を批判した。ストーサーは、セレーナに練習場所を提供するため、別のコートへ移動するよう指示されたという。

「自分の練習場所から追い出されたの。ちょっとした問題だと思う」

 全米オープンでは2012年から2年連続で決勝進出を果たし、両大会でセレーナにタイトルを譲っているアザレンカは、ヤニナ・ウィックマイヤー(Yanina Wickmayer、ベルギー)を7-5、6-4で下した。

 2009年大会で4強入りした経験を持つウィックマイヤーとの試合について、アザレンカは「時間を与えてくれない選手。猛攻を仕掛けてきたから、本気で対抗した」と振り返っている。(c)AFP/Dave JAMES