【8月12日 AFP】トルコ1部リーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)は11日、所属選手でトルコ代表のメフメト・トパル(Mehmet Topal)が、車を運転中に何者かの銃撃を受ける事件が発生したと明らかにした。本人にけがはなかった。

 フェネルバフチェの声明によると、トパルはクラブのトレーニング施設から車で帰宅する途中、イスタンブール(Istanbul)のアジア側で何者かの銃撃を受けた。

 トパルは自らハンドルを握っていたとみられているが、車には防弾処理が施されていたため、無事に逃げることができたという。

 国内民放テレビ局の報道によると、トパルは車に乗ったまま車道を離れ、警察に助けを求めた。同局が撮影した写真では、車に1つ弾痕が残っているのが確認できる。

 クラブは声明で、「これはテロ攻撃だ」と述べ、事件を強く非難した。現在のところ、犯人の特定に直接つながるようなものは見つかっていない。

 フェネルバフチェは今年4月、国内リーグ戦のアウェーゲームを終えてイスタンブールへ戻る途中、黒海(Black Sea)沿岸のトラブゾン(Trabzon)でチームバスが銃撃される事件を経験している。(c)AFP