【8月10日 AFP】(写真追加)ドイツ・ブンデスリーガ1部、ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)のチームバスが9日、銃撃を受けた。

 事件は、細貝萌(Hajime Hosogai)と原口元気(Genki Haraguchi)が所属するヘルタが10日に予定している、ドイツカップ(German Cup 2015-16)1回戦のアルミニア・ビーレフェルト(Arminia Bielefeld)戦に暗い影を投げ掛けている。

 ヘルタのミヒャエル・プリーツ(Michael Preet)は、事件発生時に唯一車内にいたドライバーは無傷で済んだと明かし、「常軌を逸している。われわれは殺人未遂だと考えている」とコメントした。

「ドライバーは選手を乗せるために、ホテルからビーレフェルト(Bielefeld)の駅に向かっていた。バイクに乗った身元不明の人物がバスに向けて発砲した。使用された銃器は不明だ」

 クラブは、フロントガラスのドライバーの頭と同じ高さにある弾痕の写真をツイッター(Twitter)に投稿し、その衝撃を伝えている。

 警察は独スポーツ通信社SIDに対し、捜査が開始されていると明かしている。

 同2部のアルミニア・ビーレフェルトはツイッターに、「ヘルタ・ベルリンのバスが襲撃されショックを受けている。ヘルタの選手らにけががなかったのは幸いだ」と投稿し、襲撃を非難した。(c)AFP