【6月14日 AFP】ドイツ南西部ブーヒェン(Buchen)で13日早朝、日課の散歩中だった男性(65)がサーカスから逃げ出したゾウに襲われ死亡した。地元警察当局が明らかにした。

 ゾウは近隣で興業しているサーカスで飼われているメスの「ベイビー(Baby)」。同日午前5時半(日本時間同日午後0時半)ごろ、散歩中の男性と行き会い、襲いかかったという。駆け付けたサーカス団のスタッフがゾウをなだめ、テントに連れ戻した。警察はこの件で捜査を開始した。

 独通信社DPAが動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of AnimalsPETA)」の話として伝えたところによると、このゾウは以前にも子ども1人を含む3人を負傷させたことがあった。(c)AFP