【4月18日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2015)は17日、シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-4、5-7、6-2で第5シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)を退け、第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が待つ準決勝へ駒を進めた。

 2006年の初顔合わせから、史上最多となる43度目の対戦を迎えるナダルとジョコビッチ。昨年の全仏オープンテニス(French Open 2014)決勝を含め、現在は世界ランク5位のナダルが23勝19敗で勝ち越している。

 昨季の故障からコンディションを取り戻しつつあるナダルは、2時間45分に及ぶ激闘を制し、フェレールとの対戦成績を23勝6敗に伸ばした。

 ナダルは、「レベルの高い試合ができてうれしい」とし、クレーで21度目の対戦を迎えた相手に対し、「ダビドは本当に良いプレーをしていた。僕ら二人にとって質の高い試合だった」と振り返った。

「ノバクとの試合はタフになるだろう。今のところ、群を抜いて強い選手だからね」

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