【1月21日 AFP】生活を改善するためにツアーを休養している男子ゴルフのダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が、米誌スポーツ・イラストレイテッド(Sports Illustrated)のインタビューで、コカインの使用を否定した。

 休養の理由は、コカインの陽性反応が出たためだと一部メディアが報じたことを受け、ジョンソンは「そんな問題はなかった。それは僕が絶対に踏み込まない世界。問題を抱えているけど、それじゃない」と反論した。

 処分についてはめったに発言しない全米プロゴルフ協会(PGA of America)だが、この問題については昨年8月、休養宣言は自発的に行われたと発表し、同選手が薬物検査で出場停止処分を受けたとする報道を否定した。

 ジョンソンは、「飲酒やパーティー」をストレス解消の手段として使っていたことを認め、「1日とか1週間の気休めにはなるけど、結局それは蓄積されていく」とコメントした。

 休養中、ジョンソンは生活改善のコーチをつけ、プレッシャーの対処方法や、ゴルフの能力を最大限に生かす方法を考えているという。

「上っ面をなでるまでもいかない」と自身のゲームを表現したジョンソンは、「その問題に取り組んできたんだ。自分の能力を発揮するためにね」と話した。

 ジョンソンは2月にツアーへ復帰する予定となっている。(c)AFP