【12月9日 AFP】テニス、インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(International Premier Tennis LeagueIPTL)は8日、インドで9日目が行われ、UAEロイヤルズ(UAE Royals)のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とマイクロマックス・インディアン・エーシーズ(Micromax Indian Aces)のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が対戦を果たした。

 ジョコビッチは5-6でフェデラーに敗れたものの、チームは29-22で勝利している。IPTLは1日の休暇を挟んで、会場をアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)に移す。

 27歳のジョコビッチは今季、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2014)を含む7つのタイトルを獲得。来季は、四大大会(グランドスラム)で唯一掲げたことのない全仏オープンテニス(French Open)のトロフィーを勝ち取りたいと意気込んでいる。

 ジョコビッチは同時に、ローラン・ギャロス・スタジアム(Stade Roland Garros)で9度の優勝を経験している「クレーの王様」ことラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)との対戦を楽しみにしているという。

 2012年大会(French Open 2012)と今年の全仏オープン決勝で惜しくもナダルに敗れたジョコビッチは、「数回タイトルに近づいたんだけどね」と皮肉っぽくコメントした。

「全力で取りに行くよ。何年かけても挑戦していく。これからも前進し続けて、キャリアが終わるまでには、あのトロフィーが掲げられると信じている」

 ジョコビッチは、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)で準優勝に輝いた錦織圭(Kei Nishikori)をはじめとする若手選手の台頭についても警戒している。

「(若手の選手は)誰にでもできるということを、身をもって証明している」

「次世代の選手の台頭を予期するのは普通のこと。トップにいる錦織圭のような選手についてもね」

「来年は面白い一年になること間違いなしさ」

(c)AFP