【12月8日 AFP】テニス、インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(International Premier Tennis LeagueIPTL)は7日、インドで8日目が行われ、マイクロマックス・インディアン・エーシーズ(Micromax Indian Aces)は26-16でDBSシンガポール・スラマーズ(DBS Singapore Slammers)に勝利した。

 この日、IPTLデビューを飾った世界ランク2位のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、ニューデリー(New Delhi)での試合を終え、「クレイジーだけど楽しい」と感想を述べた。

 エーシーズのメンバーとして3試合を戦ったフェデラーは、男子シングルスで世界ランク7位のトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を下すと、ボリウッド(Bollywood)俳優のアミターブ・バッチャン(Amitabh Bachchan)らインドの有名人が見守る中、試合を心底楽しんでいるようだった。

 インド出身のサニア・ミルザ(Sania Mirza)、ロハン・ボパナ(Rohan Bopanna)とダブルスを組んだフェデラーは、両試合で勝利を収めると、コートサイドでチームメートのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)とともにダンスを披露した。

「クレイジーだけど楽しいね。こういうものがあってもいいと思うな」としたフェデラーは、「競技だから真剣に臨むけど、お楽しみの側面もある」とコメントした。

 フェデラーは、インドで初めての試合を「ビッグで騒がしい、異なる文化だ」と語った。

 また、来年はツアー以外の試合に出場するか分からないとしており、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)終了後に日程を決めるとしている。

「プレーしすぎてはいけないのは明らか。デビスカップ(Davis Cup 2015)についても決断しなくてはいけない」

 四大大会(グランドスラム)通算17勝を誇る33歳のフェデラーは、「全豪オープンのあとに考えよう。そこで、来季どれくらいプレーするのか決める」とし、「通常通りツアーはフルでこなすつもりだけど、それ以外の部分をどうするか考えなくてはいけない」と締めくくった。

 フェデラーは、8日の夜にUAEロイヤルズ(UAE Royals)のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦する予定になっている。(c)AFP