【11月30日 AFP】メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は29日、2014シーズンの総合優勝を飾り、チームメートのニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)との間に漂う空気が変わったことを明かした。

 ハミルトンは、先週末の第19戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2014)で、ロズベルグに67ポイント差をつけ、自身2度目の年間王座を獲得した。

 両選手は29日、独シュツットガルト(Stuttgart)で行われたメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)のイベント「Stars & Cars 2014」に参加。ハミルトンは約5万人のファンの前で、ロズベルグとの確執がなくなったと話した。

「緊張関係は終わり、今は個人同士のつきあいに戻った。普通の人が話すようなことを話しているよ」

 ロズベルグは、すでに来シーズンを見据えているという。

「大きな目標には届かなかったけど、シーズンからポジティブなことを多く学び、違うやり方ができることも見つけた。2015年に向けて集中している」

 ハミルトンの契約は、来季終了時に満了を迎えることになっており、延長について前向きな考えを明かした。

「ここをホームのように感じるし、契約は2015年まで残っているから、焦ることはない。クリスマスまでにゆっくり話したいね」

 一方のロズベルグは、チームと2017年までの契約を交わしている。(c)AFP