メッシとロナウドは存在感示せず、ポルトガルが1-0で勝利
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■チャンスをものにできないアルゼンチン
最初にチャンスを迎えたのはアルゼンチン。メッシのパスからアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)がシュートを放つが、枠をとらえることができない。
続いてメッシが角度のない位置から低いシュートを狙うも、ボールはポストに直撃して外れた。
その直後、ディ・マリアがポルトガルのナニ(Luis Cunha aka Nani)から危険なタックルを受け、スタンドから見守っていたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は息をのんだことだろう。皮肉にも、ユナイテッドでの出場機会が減ったナニは、期限付きでスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)に移籍している。
アルゼンチンはその後も攻撃の手を緩めず、ファクンド・ロンカリア(Facundo Roncaglia)のクロスにハビエル・パストレ(Javier Pastore)が頭で合わせるが、ここはGKベト(Antonio Alberto Bastos Pimparel 'Beto')に阻まれた。
これに応えるように、ロナウドがようやく見せ場を作る。余裕をみせつつロンカリアをかわしたロナウドは、フリーになっていたダニー(Daniel Miguel Alves Gomes 'Danny')にパスを送らず自らシュートを放つも、これは枠を外れた。
後半開始から、ポルトガルはロナウドに代えてリカルド・クアレズマ(Ricardo Quaresma)を投入。アルゼンチンも、メッシが下がりニコラス・ガイタン(Nicolas Gaitan)が送り込まれた。
ミドルシュートでベトを脅かしたディ・マリアも、後半途中にベンチに下がり、約3年ぶりの代表復帰を果たしたカルロス・テベス(Carlos Tevez)がピッチに入った。
しかし最後はフェルナンド・サントス(Fernando Santos)監督率いるポルトガルが決定機を作り、クアレズマのクロスにゲレイロが飛び込んだ。(c)AFP/Steven GRIFFITHS