【11月18日 AFP】英マンチェスター(Manchester)のオールド・トラフォード(Old Trafford)で18日に行われる国際親善試合のアルゼンチン対ポルトガルは、世界最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」受賞を目指すリオネル・メッシ(Lionel Messi)とクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の直接対決になる。

 過去3年間、両選手は1位と2位の座を奪い合ってきた。

 バロンドール候補の両選手について、アルゼンチンのヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は、「私はアルゼンチン人だから、意見は参考にならないと思うよ。いつだってメッシの味方になってしまう」と話し、「気持ちと投票を別物として考えることはできない。メッシがピッチでどんな一年を過ごしたかに関係なく、彼に投票する。彼の人間性と選手としての価値を分けて考えることはできないんだ」と明かした。

 マルティーノ監督は、ロナウドが古巣マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の本拠地でファンの声援を受けることを前提に、アルゼンチンが攻勢をかけていかなければいけないとコメントした。

「われわれの強みは攻撃スタイルだ。高い位置でプレッシャーをかけ、後方にスペースを残す。われわれがうまくやらなければいけないのは、チームとしてどう守るかだ」

「これは対個人の試合ではないが、世界トップレベルの選手がいるなら、チームとして警戒しなくてはいけない。入れるスペースをなくせるだけ良いということだ」

「彼(ロナウド)がボールを持ってドリブルしかけているとき、入り込むスペースを完全になくすことがわれわれの課題だね」

(c)AFP/Ian Baker