【11月4日 AFP】南アフリカ警察は3日、サッカー南アフリカ代表GKのセンゾ・メイワ(Senzo Meyiwa)選手が殺害された事件について、「強盗犯の悪質な誤り」だったと述べ、事件に関与した他の容疑者を捜索中であることを明らかにした。

 バファナ・バファナ(Bafana Bafana、南アフリカ代表の愛称)の主将で、オーランド・パイレーツ(Orlando Pirates)に所属していたメイワ選手の殺害事件では、13人が事情聴取を受け、1人が逮捕されている。

 捜査担当官は報道陣に対して、「逮捕した人物が事件に関わっていた」ことを確信していると述べた。

 25歳の容疑者は、メイワ選手が殺害されたヨハネスブルク(Johannesburg)南部のヴォスルーラス(Vosloorus)で逮捕された。

 逮捕された容疑者は、11日に裁判所へ2度目の出廷を控えている。

 捜査担当官は、「事件に直接関与した人物は2人」いたことをつけ加えた。

 殺害犯らは、携帯電話を持ち去ったとされている。

 警察は、殺人犯の逮捕や容疑者が2人である確証につながる情報に25万ランド(約246万円)の懸賞金を提示している。

 地元メディアは、メイワ選手の家族が私立探偵を雇い、事件の独自調査を行うと報じている。(c)AFP