【10月14日 AFP】サッカー国際親善試合のアルメニア戦を控え、フランス代表のディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)とエリアキム・マンガラ(Eliaquim Mangala)の出場が危ぶまれていることを明かし、GKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)が欠場すると話した。

 デシャン監督は、主将で正GKのロリスが「依然としてそけい部の故障から回復していない」と話しており、代わりにスティーヴ・マンダンダ(Steve Mandanda)が先発する可能性が高い。

「ウーゴについては、順調に回復の兆しを見せているが、明日(14日)はプレーしない」と明かしたデシャン監督は、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の守護神ロリスが、「レンヌ(Stade Rennes FC)のGKブノワ・コスティル(Benoit Costil)に代表デビューの機会を与えることになるかもしれない」としている。

 レアル・マドリード(Real Madrid)に所属するベンゼマは、先日のポルトガル戦でチームの2-1の勝利に貢献したが、次戦では、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)のアンドレ・ピエール・ジニャック(Andre-Pierre Gignac)に代えられるようだ。

 デシャン監督は、「カリムは右足を痛めており、エリアキムは、大腿(だいたい)部に違和感を覚えたようだ。2人とも13日の午後の練習には参加しておらず、決定は夜になる」と説明し、ジニャックを先発で起用する可能性を示唆した。

「土曜日(11日)のポルトガル戦より長く出場することは確かだ」

 欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)で開催国のフランスは、予選が免除され、すでに本大会出場が決定している。(c)AFP