【9月20日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するトロ・ロッソ(Toro Rosso)に所属する16歳のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は、来月開催される第15戦日本GP(Japan Grand Prix 2014)のフリー走行で、F1ドライバーとしてのデビューを飾る準備ができている。

 かつてベネトン・フォーミュラ(Benetton Formula)に在籍した経歴を持つ元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペン(Johannes Franciscus "Jos" Verstappen)氏を父に持つフェルスタッペンは、史上最年少のF1ドライバーとして来季からトロ・ロッソで起用される。

 母国オランダで免許を取得する年齢にまだ達していないフェルスタッペンは先日、トロ・ロッソで初めてのテスト走行に臨み、スーパーライセンスを取得するために必要な状況を満たしている。

 チームの代表を務めるフランツ・トスト(Franz Tost)氏は、「彼にスーパーライセンスが発行されて、鈴鹿で行われるフリー走行に参加できるかどうかは、国際自動車連盟(International Automobile Federation、FIA)に委ねられている。われわれは成り行きに任せるよ」とコメントした。

「われわれは段階を踏んで彼に準備をさせている。私は2015年シーズンを戦うチームにとって、彼が正しいドライバーだということを確信しているよ」

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