【8月11日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2014)第10戦のインディアナポリスGPは10日、MotoGPクラスの決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が開幕10連勝を飾った。

 21歳のマルケスは、ホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)とバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)のモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)勢を抑え、レースを制した。

 マルケスが成し遂げた10連勝の快挙は、1997年にミック・ドゥーハン(Mick Doohan、オーストラリア)が達成して以来となる。

 2011年と2012年にMoto2クラスでインディアナポリスGPを制しているマルケスは、MotoGPクラス初参戦となった2013年も優勝している。

 この結果、年間王者のマルケスは総合ポイントを合計250ポイントまで伸ばし、レースを4位で終えたチームメートのダニ・ペドロサ(Dani Pedrosa、スペイン)は、合計161ポイントで総合2位を維持している。

 ロッシは計157ポイントで総合3位につけ、2010年と2012年の年間王者ロレンソは計117ポイントで総合4位となった。

 17日に行われる第11戦のチェコGPでマルケスは、史上初めてとなる同一シーズンでの11連勝達成を目指すことになる。(c)AFP