■ユニホームを投げ捨てたキーガンとブレムナー

 イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)でプレーしていた当時のイングランド代表ケビン・キーガン(Kevin Keegan)と、リーズ・ユナイテッド(Leeds United)でプレーしていたスコットランド代表ビリー・ブレムナー(Billy Bremner)は、1974-75シーズン開幕をつげるチャリティー・シールド(Charity Shield)で殴り合い、恥をさらした。

 キーガンとブレムナーは、ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)における英国人初の退場者となった。

 この試合はテレビで初めて生中継されており、FAの幹部は事態を重く受け止めた。

 2人は互いに嫌悪感をあらわにし、ピッチを去る際にはユニホームをグラウンドに投げ捨てていた。そして、この行為は容認されず、両者は11試合の出場停止処分を受けた。(c)AFP/Pirate IRWIN