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【03月28日 KOREA WAVE】夫の浮気相手との訴訟に備えて証拠を確保するため、夫の車からドライブレコーダーのメモリーカードを抜き取った30代の被告の女に対し、執行猶予付きの懲役判決が言い渡された。

24日の韓国メディアnews1の報道によると、大田(テジョン)地裁は、位置情報の保護および利用に関する法律違反などの罪に問われた被告に懲役6月・執行猶予1年の判決を下した。

被告は2023年9月27日午後11時ごろ、大田市内で駐車されていた夫の乗用車に予備の鍵で入り込み、ドライブレコーダーのメモリーカードを持ち出した罪に問われた。

また、同月14日には夫のスマートフォンに位置追跡アプリをこっそりインストールし、約2週間にわたって夫の位置情報を把握。このほか、夫が寝ている間にスマホの少額決済履歴を確認・撮影するなどしていた事実も明らかになった。

夫婦は現在離婚訴訟中。被告は夫の浮気相手に対する慰謝料請求訴訟の証拠を集めるため今回の行為に及んだという。

地裁は「目的達成のために手段を選ばなかった点で非難の余地が大きい」としつつ、夫の不貞行為が原因であることなど情状を酌量した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News