操縦士がパスポート忘れて旅客機Uターン 米
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【3月26日 AFP】中国に向かっていた米ユナイテッド航空機の乗客が、操縦士がパスポート(旅券)を忘れたために米国に戻るという予期せぬトラブルに見舞われていたことが分かった。
フライト追跡データによると、ロサンゼルス発、上海行きのUA198便は22日午後、太平洋上空でUターンし、サンフランシスコに向かっている。
ユナイテッド航空は25日、AFP宛ての電子メールで、270人を乗せたボーイング787型機がサンフランシスコに立ち寄ったことを認め、「操縦士がパスポートを所持していなかったため」だと回答。
「別の乗務員を手配し、その日の夜に乗客を目的地に届けた」とし、「乗客には食事券と補償金を提供した」としているが、詳細は明らかにしなかった。
フライト追跡データによると、同機は通常の到着時間より約6時間遅れで真夜中過ぎに上海浦東国際空港に着陸した。(c)AFP