角田がローソンに代わってレッドブル昇格か、報道
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【3月26日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレーシングブルズの角田裕毅が、4月4日から6日に行われる今季第3戦の日本GPからレッドブルに昇格し、世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペンと組むことになったと、25日に報じられた。
オランダ紙テレグラフとフランスの放送局カナル・プリュスによれば、レッドブルは苦戦していたリアム・ローソンをわずか2レースで解雇する決定を下したという。AFPはレッドブルに回答を求めたが、返答はなかった。
角田はここまでの2戦で速さを見せている。開幕戦オーストラリアGPでは12位に入り、中国GPもポイント圏外だったが、2ストップ戦略を取ったチームの作戦ミスにも足を引っ張られた。
ローソンはニュージーランド出身の23歳で、この冬にセルヒオ・ペレスに代わってレッドブルに起用されたが、2025年シーズンのスタートは悲惨なものとなっている。
ここまで行われた三つの予選ですべてQ1敗退となっており、チームメートのマックス・フェルスタッペンが全体2位の36ポイントを稼ぐ中、いまだポイントを獲得できずにいる。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、中国グランプリの後、ローソンを明確に支持する言葉を口にせず、「リアムは厳しい2レースを経験し、ここでも厳しい週末を過ごしたと思う。よく見てみる必要がある」とコメント。
一方で角田については、もっと前向きに「ユウキは今や経験豊富なドライバーで、素晴らしい仕事をしている」と述べていた。(c)AFP