【3月25日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は24日、ベネズエラ産の石油・天然ガスを購入する国に対し、懲罰的措置として25%の関税を課すと発表した。早ければ来月2日に発動する。

トランプ氏は1月に政権復帰して以来、経済と外交の両面で強硬な政策を推し進め、同盟国・敵対国を問わず次々に関税を課している。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、ベネズエラ産石油を購入する国に対する「二次的関税」には「多くの理由」があると投稿。さらにベネズエラに対し、「意図的、欺瞞(ぎまん)的かつ秘密裏に、何万人もの凶悪犯や犯罪組織の幹部を米国に送り込んでいる」と非難し、「米国とわが国が掲げる自由に対し、非常に敵対的だ」と述べた。

専門家によると、今回の措置は、特に中国とインドへの影響が大きいとみられる。米国やスペインもベネズエラ産石油を輸入しているが、2月の米国の輸入量が日量24万バレルだったのに対し、中国は約50万バレルだった。

トランプ氏は4月2日を米経済にとっての「解放の日」と称し、米国が不公平と見なす貿易慣行を是正するとして、各貿易相手国に合わせた関税を課すと宣言している。(c)AFP/Beiyi SEOW and Becca MILFELD