【3月20日 AFP】男子テニス世界ランキング3位のカルロス・アルカラス(スペイン)は19日、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)らが設立したプロテニス選手協会(PTPA)が男子プロテニス協会(ATP)などの統括団体を相手取って起こした訴訟について、支持しない立場を示した。

アルカラスは、PTPA側から法的措置や18日に発表された声明について事前に知らされていなかったと明かし、「正直に言って驚いた。誰からも何も伝えられていなかったので、きのうソーシャルメディアで見た」と話した。

PTPAは、過去にアルカラスがツアーの日程を批判した際の発言を声明の中で引用していたが、アルカラスはそれについても聞いていなかったといい、「あの声明は支持しない。あれについては何も知らなかったから」と付け加えた。

PTPAは声明で、「この訴訟は、数十年にわたって続いてきた組織的な不正、反競争的な慣行、そして選手の幸福を完全に無視した行為を明らかにするものだ」と述べ、「ATP、女子テニス協会(WTA)、国際テニス連盟(ITF)、(不正監視団体の)ITIAは、複数の厳格で相互に関連する反競争的な制限や悪質な慣行を実施することによって、カルテルとして運営されている」と主張している。

アルカラスは、PTPAによる訴えの内容には賛否があるとしつつ、「ここで重要なのは私がそれを支持していないということだ」と強調した。

PTPAは2020年にジョコビッチとバセック・ポスピシル(カナダ)によって設立され、今回の訴えには選手約20人が参加している。(c)AFP/Simon EVANS