ジョコ設立の選手協会、統括団体を提訴 テニスは「破綻している」
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【3月19日 AFP】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)らが設立したプロテニス選手協会(PTPA)が18日、テニスの各統括団体に対して法的措置を取ったことを発表し、「反競争的な制約と悪質な慣行」があると主張した。
PTPAは、男女のツアーを主催する男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)、さらに国際テニス連盟(ITF)と不正監視団体ITIAに対して、米国と英国、欧州連合(EU)で訴えを起こした。ダニエル太郎も英国での訴訟に参加している。
PTPAは声明で、「この訴訟は、数十年にわたって続いてきた組織的な不正、反競争的な慣行、そして選手の幸福を完全に無視した行為を明らかにするものだ」と述べ、「ATP、WTA、ITF、ITIAは、複数の厳格で相互に関連する反競争的な制限や悪質な慣行を実施することによって、カルテルとして運営されている」と主張した。
具体的には、賞金の固定による選手の収入の抑制や、過密日程、選手からの経済的な搾取、また酷暑の中や深夜に及ぶ試合スケジュール、種類が異なりけがにつながるボール、肖像権、スポンサー獲得の制限、厳しいランキングポイントのシステム、プライバシーの侵害などを挙げた。
PTPAのエグゼクティブディレクターを務めるアフマド・ナッサー氏は、「テニスは破綻している」と話している。(c)AFP/Simon EVANS