中国3大ITサービス産業の競争力、上位50都市発表
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【3月19日 Xinhua News】新華社傘下の中国経済信息社はこのほど、2024年のインターネット、クラウドコンピューティング、ビッグデータら3大IT(情報技術)サービス産業の都市競争力トップ50を発表した。
総合力で首位に立ったのは北京で、産業競争力指数は95・7。2位は深圳(広東省)で93・3、3位は杭州(浙江省)で91・6だった。4~10位には上海の90・4、成都(四川省)の88・0、広州(広東省)の87・8、南京(江蘇省)の87・4、済南(山東省)の86・1、西安(陝西省)の85・5、合肥(安徽省)の85・4が続いた。
中国のインターネット、クラウドコンピューティング、ビッグデータ関連企業数は現時点で40万社近くに上る。経済発展を推進する重要な産業クラスターに成長し、次世代情報技術産業分野で重要な役割を発揮している。
ランキングで上位に入った都市をみると、北京はここ数年、デジタル経済を基幹産業とする方針を明確に打ち出している。24年の情報・ソフトウエア業の売上高は3兆元(1元=約21円)の大台に乗り、歴史的高水準となった。政策効果や技術の蓄積、産業クラスターの優位性を生かし、同市は特別政策を打ち出してクラウドコンピューティング、ビッグデータ技術の研究・開発と応用シーンの拡大を推進し、インダストリアルインターネット(産業のインターネット)、クラウドコンピューティング、ビッグデータ産業の発展の質で全国トップの地位を維持している。同市には現時点で約1万社の3大ITサービス関連企業が集まっている。
杭州も近年はデジタルの産業化と産業のデジタル化、都市デジタル化の融合を推進している。ビジュアルインテリジェンス産業の集積地「中国の視谷(ビジョンバレー)」など産業のランドマークを通じ、電子商取引(EC)大手のアリババグループや監視カメラ大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)などの業界大手を集め、データの流通や計算力インフラを含む整った産業チェーンを形成している。上海はインターネットとクラウドコンピューティング、ビッグデータ分野で系統的な布石を打っており、政策誘導、技術革新を通じて産業の質の高い発展を推進し、3大ITサービス関連企業数は1万社を超える。
深圳と広州はインターネット・クラウドコンピューティング、ビッグデータ産業発展の2大中核都市である。深圳には充実した電子情報産業チェーンがあり、IT大手の騰訊控股(テンセント)や通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)などの企業が技術イノベーションをリードしている。深圳は第5世代移動通信システム(5G)やインダストリアルインターネットプラットフォームで大きな成果を上げており、インダストリアルインターネットプラットフォーム数は全国の5分の1を占める。(c)Xinhua News/AFPBB News