【3月16日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープンの男子シングルスで3連覇を逃したカルロス・アルカラス(スペイン)は15日、緊張による「キャリア最悪のセットの一つ」を悔やんだ。

アルカラスはこの日の準決勝で、大会第13シードのジャック・ドレイパー(英国)に1-6、6-0、4-6で敗れ、ロジャー・フェデラー(スイス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)に次ぐ史上3人目の3連覇を逃した。

アルカラスは、左利きのドレイパーの武器を意識しすぎて、試合前の緊張を和らげることができず、重要な場面で力を発揮できなかったと述べた。

「もちろん3連覇を狙っていたが、すべての試合に勝つことはできない」とアルカラスは語り、「3連覇を逃したことはそれほど悔しくない。悔しいのは自分自身と試合へのアプローチ、きょうの気持ちの持ちよう、そして自分を落ち着かせられなかったことだ」と振り返った。

「それが今、最も残念なことだ。最初のセットは、キャリア最悪のセットの一つだった」

落ち着ける場所だと話していた大会で、アルカラスはこの日は終始緊張しており、試合前のウオーミングアップも不十分だったという。「いつも自分自身と、自分のプレーに集中しなければならないと言い聞かせているのに、きょうは自分よりも相手のレベル、プレーばかり気にしていた」とアルカラスは言った。

「成長はしているし、成熟してきているとは思う。それでも非常に高いレベルでプレーできるときと、その後レベルが大きく下がるときとの差がある」

「自分は失敗や敗北から学べる人間だと思っている。ここでは前に負けたのも準決勝(2022年)で、その後マイアミ・オープンで優勝したから、今回もそれを目指す」(c)AFP