【3月15日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日、米国と合意した自国での一時停戦案をロシアのウラジーミル・プーチン大統領が疑問視したことを受け、和平実現に向けた外交努力をプーチン氏は妨害していると非難した。

ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「彼(プーチン氏)は停戦を前にしてもなお、容認し難い極めて困難な条件を設定し、外交努力を妨害するために手を尽くしている」と批判した。

ウクライナは米国に提案された30日間の即時停戦案に同意したが、プーチン氏は同案がどのように機能するのか「重大な疑問」があると述べていた。

ゼレンスキー氏は、プーチン氏が「自らこの戦争を終わらせることはない」が、米国ならロシアに十分な圧力をかけて侵攻を阻止できると主張。

「米国にはそれを実現するだけの力がある。強力な措置が必要だ。この戦争の継続を望んでいる唯一の人物に対して、強い圧力が加えられなければならない」と訴えた。(c)AFP