中国義烏の経営者 DeepSeek利用して世界に雑貨類商品を販売
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【2月26日 CGTN Japanese】世界最大規模の雑貨類の卸売市場がある中国東部の浙江省の義烏市では最近、業者らが人工知能(AI)の波に乗り、中国で開発されたAIのDeepSeek(ディープシーク)の大規模モデルを利用して36カ国語に瞬時に翻訳して雑貨類などを国際市場に売り込むことを成功させています。
海外のソーシャルメディアでは、靴下を販売する義烏市の業者である傅江燕さんが商品を流暢なルーマニア語で紹介する動画が投稿されました。傅さんの口の動きはルーマニア語の音声に一致しています。この動画はAIによって生成されたものです。傅さんは、「私はカメラに向かって『1、2、3、4、5』とだけ言って口の動きを録画し、DeepSeekによって生成された文章を送る。すると義烏国際貿易商城が開発したミニプログラムの『小商AI視創』によって、外国語による商品の紹介動画を生成することができる。一つの外国語による動画を作るまでわずか10分間だ」と紹介してくれました。
義烏の業者と外国から来たバイヤーとの意思疎通はこれまで、言語の壁にしばしば直面しました。双方は翻訳機や身振り手振りも使いましたが、取り引きの効率と範囲にある程度の制約が出てしまいました。現在ではDeepSeekと商城のAIプラットフォームを利用して、義烏の業者らは数十カ国語を簡単に「マスター」しました。傅さんのような業者は一人ではなく、ますます多くの業者がAI技術を受け入れ始めています。
義烏中国小商品城ビッグデータ社の李宋偉副社長は取材に対して、「春節期間中にDeepSeekの意味理解、マルチモーダル生成などの機能をプラットフォームに接続し、ミニプログラム『小商AI視創』の機能を強化した」と述べました。「小商AI視創」は義烏国際貿易商城のすべての業者に無料で開放されています。
同社の楼勤峰技術総監は、「我々の設計には『図生万物』という機能がある。業者が商品を発表する際に商品の写真を撮るだけで、さまざまな背景画像を付けた商品画像を迅速に生成して、効率を大幅に向上させた」と説明しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News